『今日』を生きる。
谷川俊太郎さんのお名前をよく目にする今日このごろ。
この方の詩は、多くの方が目にしてきたのではないでしょうか。
こういう詩に改めて触れると、普段の生活を振り返ったり思いを馳せたりすることが多く、今日も今日とて書き留めておきたいことが出てきたのでパソコンに向かいます。
今日は、三男の助産師訪問でした。
新生児訪問とはまた別で、いつもお世話になっている助産所の助産師さんに来ていただいて、子はもちろんのこと、私の身体のケア(母乳ケア)をしていただきました。
出産直後、なかなか育児の軌道に乗るのが難しかった第一子から第三子までずっとお世話になっている毛利助産所さん。
ここがなければ、私の母乳は路頭に迷っていたこと間違いなし!と言い切れるほどにお世話になっているし、信頼しています。
今日来てくださった助産師さんに帰り際お礼をお伝えすると、
こんなことを言ってくださいました。
『私こそ、こ〜んなかわいい赤ちゃんのお世話をさせてくれてありがとうね。』と。
なんだかそう言ってもらったとき、とっても嬉しい気持ちで満たされました。
いつも自分が赤ちゃんのお世話のメインだから、お世話される三男を見るのもなんだか新鮮だったし、誰かに愛情をもらっている我が子を見ると、こんなに心満たされるのだなと気づきました。
日々の生活の中で、
「声が大きすぎる!(うるさーい!)」と叫ぶこともしょっちゅうだし、
夜中に起こされると
「またか・・・眠いのになぁ」としぶしぶ布団から出ていく毎日。
「一人でのんびりしたい。」
「好きなことを好きなだけやれたらいいのに。」
そう思うこともあります。
夕方からの我が家はなかなかカオスな状況も多く、
お風呂は三男の様子を見て、行けそうなときにばばっと行っちゃうという日々。
でも、何が言いたいかというと、
こんな日々も『今』『今日』だからだということ。
明日は違う様子だし(違うカオスかも笑)、1年後、5年後、10年後なんてもっと違う。
気づけば1人でのんびりする時間もできてくるんだろうなぁ。
そう思うと、必死にこなすこの毎日も、懐かしむときがくるんだろうなぁ。
子育てを経験してきた諸先輩方から、
「今が一番大変よね。」と声をかけてもらうことも多い。
でもきっと、その先輩たちは、大変な今だからこそ懐かしい、愛おしい気持ちをご存知だからなのだろうとも思う。
私もきっと、20年後はそうやって若いママたちに声をかけているんだと思う。
日々は目まぐるしい。
だからこそ、「今」しかないこの時を少しでも大切にできたらなぁと思うのでした。
さーて。今日もカオスな夕方・・・どんとこーい!笑
この日々を思い出して涙する私を想像できるな。笑
最後に、谷川さんのとっても有名な詩「生きる」のワンフレーズを載せておきます。
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
0コメント